成田ゆめ牧場まきば線
東洋活性白土1号機

工事軌道向けに製造されたドコービル機コピーの機関車。
台湾基隆炭鉱から羅須に来た3号、7号と同じ楠木製と言われているが詳細は不明という謎の多い機関車。
東洋活性白土時代は庫の奥で不動状態だった。
無番号だったが、2号機同様ファンの撮影会時に番号と愛称の「ひめかわ」のプレートが取り付けられ
以後は1号機と称されることが多い。
東洋活性白土工場閉鎖後は地元の美術館に保存された。
1999年まきば線入りし、2000年からレストア作業が行われている。

追記
掲示板にT.Sさんより情報をいただき画像の順番を変更しました。

「保存機紹介にあった東洋活性白土1号機の写真のうち、
1枚目と4枚目(順番入替済)の機関車は東洋活性白土1号機ではなく、
3号機・6号機と同時に基隆炭鉱から里帰りした楠木製作所6t機になり、1号機とは別な個体です。

以下が現役時の写真ですが、1枚目4枚目の個体と同じ車両とわかるかと思います(サイドタンクが同型)。
https://www.kurogane-rail.jp/kurogane-doc/wudu/wudu12.html」



2007年6月30日撮影 バラバラキット状態だった。



以下は2020年12月5日撮影

ここまで組みあがっていた。



東洋活性白土1号機と同形の基隆炭鉱楠木6t機


2007年6月30日撮影 サイドタンクがボイラー全体に沿う独特の形態。


2018年5月26日撮影 ボイラーが乗せられた。


以下は2023年12月17日撮影
羅須地人鉄道協会設立50周年記念「まきば線まつり」でお披露目された。

1のナンバーを付けた姿が蒸気に包まれる、ついに1号機が動態に!


カラフルな羅須の蒸機のなかで、黒一色の精悍な姿。


1号機が動いている姿を見たことある人は動態復活までもはやいなかったのではないだろうか。


衣笠鉄道のホハ5ともベストマッチ。



東洋活性白土1号機履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
製造年 不明
楠木製作所?
建設省
不二越鋼材(スクラップ)
譲渡 東洋活性白土
廃車 その後も庫内で保管
1982-10専用線廃止
保存 糸魚川市谷村美術館
1999 譲渡 羅須地人鐵道協会まきば線
2023-12動態復活


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