日本油脂専用線 デキ2 ク102

名鉄知多武豊駅と富貴駅の中間の武豊町東大高児童館に保存。
デキ2は1950年製13t級の小型機関車。
ク102は多摩湖鉄道が京王電軌デハ23形を譲渡されたもので西武鉄道になったときにモハ102に改番
1951年に鋼体化、その後制御車化、車体更新、車体延長と改造され1961年に日本油脂ク102となったもの。
撮影日 2009年3月4日

2013年1月追記
掲示板に大和守さんよりデキ、クハ共に撤去されたとの情報をいただきました。

「昨年12月日本油脂専用線保存車両デキ およびク102は車体の傷みが激しく児童公園閉鎖で現地で解体した
とのことでした 武豊町役場の方にお聞きしました 」


両車とも階段が設置されているが車内に立ち入ることはできない。


銚子電鉄デキ3、上田丸子EB4111を彷彿させる小型B凸電。






ほぼ原型を保っているがだいぶ痛みがきている。




元々両運転台車だが乗務員ドアは片側にしかない。


制御車化と同時に片運転台となった。


台車は気動車用の菱枠形、譲渡時に振り返られたのだろうか。


児童館前に保存されているので、開館時間外でも見られる。


児童館から武豊方向へ500mほどのレールも残る専用線廃線跡。

この場所の地図
撤去済

武豊町児童館
開館時間 10時00分〜17時00分
休館日 月曜日 祝日 年末年始


日本油脂専用線の現役当時の様子はこちら。


真野様から2012年撮影の画像をご提供いただきました。
「昨年末に惜しくも解体されてしまった為、「今更?」…と思うかも知れませんが、
実車は西武多摩湖線で活躍した数少ない貴重な保存車で、
私が調査した、晩年の記録を是非多くの方に見て頂きたいと思い、
実車を追悼する事も兼ねて、投稿致します。撮影日は、2012年8月22日です。
当日、早朝の7時過ぎに撮影しましたが、タクシーが見つからなかった為、
武豊駅から1時間掛けて、暑い中徒歩で往復したのを、未だにハッキリと覚えています。」


3年前と比べると機関車の階段に木が茂ってしまっている。




塞がれた窓も増えている。





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