1987年7月に廃止された大夕張鉄道の末期の終点、南大夕張駅跡で保存。
保存会の手により修復作業、車内公開を行っている。
撮影日 2014年6月27日
1913年製の木造客車オロシ9216を戦後払い下げうけ美唄鉄道に入線、1954年鋼体化の後1967年大夕張鉄道に移籍。
国鉄鋼体化客車に良く似た車体だが、私鉄車両ならではの特徴がある。
車掌室、デッキに続くウンドシルにあわせた低い荷物室ドア。
大夕張鉄道に移籍してから改造でこのドア配置となった。
優等車両だった種車の面影を残す3軸ボギー台車。
最後の営業用3軸台車を履いた客車だった。
室内には冬季暖房用のダルマストーブが設置されるため定員表記は夏冬で異なる。
トラス棒の残る床下。
荷物室には大夕張鉄道の紹介などが掲示されている。
以下は2021年6月25日撮影
保存会が定期的に整備しており美しい姿を保っている。
訪問日は車内公開されていた。
荷物室には大夕張鉄道の紹介などの掲示。
客室
この場所の地図
バスは新札幌駅前発、栗山、清水沢経由の南部行で終点下車だが、
ほとんどの便が午前中新札幌行き、午後南部行きでバス往復は難しいダイヤになっている。
三菱大夕張鉄道保存会公式サイト
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