仙台市交通局 地下鉄富沢基地の一角に設けられた市電保存館。
「電車小僧の写真館」佐藤文俊さんご提供。
撮影日 2006年8月4日
1形1号です。東京の400形もこんな感じだったんでしょうか?
仙台市電の開通は大正15年だそうで、殆ど昭和と共に始まった感じですね。
1形の車内。運転士と車掌のマネキンが乗っています。
白熱灯は2個です。ベンチレーターの吹き出し口もイイですね。
我々も見慣れた直接制御器。EEのコピーですね。
ハンドブレーキ。
マネキンとは言え、なかなかのムードですね。
ポールも復元されて・・・
説明板。この単車の価格が大正15年で約1万円ですね。
T型フォードが1500円。小さな貸家が700円で建った頃です。
100形の123。都電でこんな状態で保存されているものは皆無ですね。
仙台って文化程度が高いですね。
この保存館は地下鉄車庫の敷地内にある150坪くらいの建物です。
荒川車庫内にだったら充分に造れます。
手前の台車は直角カルダンの部分がカットボディーになっています。
123の台車。D−11みたいな、D−16みたいな・・・
123の車内。見学者が自由に出入り出来るのに、この程度の良さです。
この保存館には元乗務員と思われる方が係員として一人居て気軽に質問等に応じてくれます。
本当に保存車輛に対して愛情を持った方で、見学者に応対していない時にはせっせと窓を磨いていました。
幸せな車輛たちです。
また、ここは地下鉄車庫の敷地内なので見学は無料ですが車庫の敷地に入る際に一旦守衛室の前を通る事になるので、
ガラスを割ったり部品を盗んだりする事は絶対に出来ません。
荒川遊園や飛鳥山のいい加減な展示方法とは雲泥の差があります。仙台は文化程度が高いです。
415の側面。都電8000に似ていますが、もっと柔らかい印象を受けます。
前後オーバーハングが長いので、ヨーイングとピッチングが大きいでしょうね。
415の車内。前後の車体幅を絞った部分にも座席があるんですね。
仙台の同胞たちはこの一番前でカブリツキをやってたんでしょうか・・・・特等席ですね。
415の運転台。仙台市電は全部直接制御式だったそうです。
私にとって今回の仙台旅行は、小学生の時に祖母と来て以来のもので、とにかく街の大きさと文化程度の高さに驚かされました。
中心部を歩いていて印象的だったのが美人の多い事で、このパートでも東京よりもずっと程度が高い感じです。
食べ物も美味しいし、住むには良いところだと思います。
特に中心部の活気は夜遅くまで物凄くて、同じ県庁所在地の甲府が7時になるともう誰も歩いていないのと比べると雲泥の差です。
ジャズバーなんかも充実していて楽しかったですよ。
400形の直角カルダン、マキシウム・トラクション台車。
キャプションが実に分り易く的確です。
こんな事全然知りませんでした。今回の訪問の収穫です。
市電保存館には30人くらい入っていました。
人を避けて撮った写真のせいで閑散として見えるんですね。
ここで感心したのは、子供が走り回ったりイタズラをしようとすると係員のおじさんがキチンと注意する事です。
都電の保存車にはこれが無いから荒れるんですね。
とにかく、この保存環境は羨ましいですね。
電車の運転免許です。なかなか見られないものですね。
必要かつ不可欠なものが展示品として選り抜かれているのがイイです。
路面電車の走る街
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