終着駅は始発駅

第173回 2008・12・28

鹿児島本線 門司港


駅舎で最初に重要文化財に指定された1914年(大正3年)建造のネオ・ルネッサンス様式。


1番線の0キロポスト。


駅舎から段差なしで続く2本のホーム、2番線と3番線の間には各種モニュメントが置かれている。


九州鉄道0哩記念碑、腕木式信号機、ポイント切替テコ、8620動輪を展示。


最後は若松区で香月、室木線で働いた28627の動輪。


駅員さんもレトロ調制服でお出迎え。


自動券売機、きっぷ売り場、待合室などの表記も右横書き、自動改札機は目立たぬような色調になっている。


駅舎内には旧関門連絡船乗換え通路跡、「帰り水」と呼ばれる水飲み場など見所も多い。
トイレ入口には戦時中の金属供出を免れた駅開設以来の「幸運の手水鉢」が。
さすがにこの写真を撮るのは人がいないのを見計らってカメラを出しました。


2階の貴賓室、旧食堂を利用した展示場などが公開されている。
2階窓から撮影。


門司港からさらに先へと貨物線が延びている。
2009年春からこのレールを観光トロッコ列車が走るという。
休止中の線路の真ん中で猫が日向ぼっこしていた。

2008年12月3日
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