終着駅は始発駅

第361回 2012・10・7UP

東京都交通局上野懸垂線 東園




通称上野モノレール線、上野動物園内だけの路線だが、れっきとした鉄道事業法による路線。
この日は都民の日で動物園が無料開放され、好天もあって乗り場はご覧のような大行列。


駅舎壁面のモノレール40形のイラスト。
ウサギ、クマはなんとか乗れるだろうがキリン、ゾウの乗車はさすがに無理ではなかろうか。


歴代モノレールの紹介パネル、現行車が破れてしまっているのが哀れ。
これ見て30形の時代には乗っても撮ってもいなかったことに気がついた。


掲示された注意書きにはこの路線ならではのものも。
通常小児運賃は6歳から12歳までだが、ここでは全員着席の定員乗車のため席を使う2歳以上の子供にも小児運賃が必要となる。
大人、小児の2つしかないが、券売機には「大人○人+小児○人」の組み合わせボタンがたくさん並んでいる。
購入は現金のみでいまのところICカードは使えない。


「懸垂電車」という表現が何とも言えない味。


ホームにある支持柱には1957年開業時の銘板。


Ishikawajimaの銘板も。


乗り場へはレール下を横切る、構内踏切りとは呼べないがその一種?


乗客は券売機で切符を購入してスロープを降りて画面中央の改札へ。
ここで切符は回収、職員が計数して定員乗車を行っている。


東園、西園ともホームは支持柱側なので、逆側にはドアが無い。


乗り場は完全にフラット、ドアはプラグドアで外側に開く。


形式表記は運転台横、運転士さんはカンカン帽のラフなスタイル。

撮影日 2012年10月1日
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