C51 5

鉄道博物館に保存。
2007年開館時の様子です、その後展示が変わっていることもあります。


新製以来関西で使用されていた機関車で大阪局仕様の大型デフを装備。
鉄道90周年記念事業で開設された青梅鉄道公園に保存されていた。
当時残っていたC51の若番だったことが選定理由と思われる。
梅小路には東京局でお召し指定機として活躍した239号が保存され、
東西で入れ違ってしまっているのは歴史の皮肉だろうか。


壁際の御料車保管庫の先頭に展示されているので、助士側は見られない。


ランボード前部はC55などの近代機と同様の斜めに立ち上がっている。
デフもそれに合わせて斜めにカットされ、元のカーブしたランボードとの間に隙間ができている。


青梅鉄道公園時代に転落事故があり、
その復旧工事のためか車軸が固着している箇所があり、鉄道博物館への搬入に苦労したという。


以下は2017年11月27日撮影

キャブ屋根にトラ塗りの注意表示が追加されていた。




C515履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
1919 国鉄浜松工場 製番5
配属 神戸局
1920-1-24使用開始
1928-10-1改番 C515
1930-8-31現在 姫路
1939-1-31現在 姫路
1934-11現在 高崎
1936-1-31現在 姫路
1940-10-31現在 梅小路
1941-7-31現在 梅小路
1942-1-31現在 福知山
1942-9-30現在 福知山
1943-3-17米原
1943-8-30 大阪局
1944-1-31現在 豊岡
1945-12-1現在 奈良
1955-8-1現在 奈良
1959-12-1現在 伊勢
1962-2-28廃車 伊勢
保存 青梅鉄道公園
2007-10-14移転 鉄道博物館


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