別所線のヌシとして半世紀以上活躍し、引退後はモハ5252とともに別所温泉駅側線に保存された。
その後老朽化が進んだため、5252のみ整備され、本車は希望者への無償譲渡が告知された。
それを受け沿線の通信制の学校、さくら国際高校に2011年譲渡された。
撮影日 2014年6月20日
事前連絡の上許可を得て撮影。
2012年より修復作業が行われ、露天ながらたいへん美しい状態で保存されている。
リベット、トラス棒、お椀形ベンチレーター、楕円形の戸袋窓、昭和初期の製造時の姿を引退時まで残した電車。
ドアは最後まで半自動式だった。
日車D-16台車。
車内も見せていただけた。
1974年初めてこの電車に乗ったとき、シートの深さと座面の高さに驚いたものだ。
引退した1986年当時の広告が残る。
車内にはこんな展示も、修復作業時に出てきた切符。
シートの間などに挟まったままだったのだろうか。
ヨロイ戸も引き出せた。
丸窓の向こうには木造校舎。
校舎は旧西塩田小学校の木造校舎を利用している。
公式サイト さくら電車区〜丸窓電車情報部〜
この場所の地図
別所線舞田駅より徒歩20分ほど
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