上田交通別所線1974・8

初めて訪れたオールドタイマーがひしめく路線。
このころの早回り旅行の常で車庫訪問のみ。
撮影日 1974年8月12日


荷物輸送も盛況な上田駅別所線ホームで待っていたのはモハ4257。
富士山麓鉄道モハ1の車体を利用しクハ251として登場、のちに電装された。
廃車後は里帰りし、モハ1に復元され河口湖駅前に保存されている。


上田構内に留置されていたサハ24。
元は飯山鉄道のガソリンカーキハニ3、国鉄買収を経て1951年に上田入り。


サハ41、こちらも元飯山鉄道のガソリンカーキハ101。
MTM編成を組むため貫通化された。

上田から電車に乗って車庫のある上田原へ。
さほど広くない構内に個性豊かな電車たちがひしめいていた。

モハ5371、買収国電池田鉄道→信濃鉄道の木造車デハ2のモハ1101を払い下げたもの。
後に小田急クハ1650の車体に乗せ代えた。


モハ5252、別所線のヌシの丸窓電車。


モハ5253


検修庫も木造の味わいあるものだった。


クハ273?


ED251、つぼみ堂の模型で有名だった機関車。
2両目はモハ2322、銚子電鉄デハ501の同形車。フィルムをケチってこのヒトコマしか撮っていないのが痛恨の極み。


クハ272、元は東横電鉄の流線型ガソリンカー


モハ5371の元となった信濃鉄道デハ5と言われる木造車体が作業室として置かれていた。
2021年7月追記
同形の木造車は上田に3両入線しており、番号の特定はできていない。


庫の奥にいたEB4111。訪問時には予備機となっており、翌年廃車された。
銚子電鉄デキ3、岳南鉄道デキ1とともに超小型B凸電として知られていた。

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