西武鉄道 横瀬車両基地の保存車
E52

1926年鉄道省が東海道本線電化用のサンプル機として2両輸入した
スイス、ブラウン・ボベリィ/SWS(通称シュリーレン)製機関車。
同じスイス機ED54は機構が複雑すぎて持て余され早々に廃車されたが、本機は1949年西武に譲渡、E51・52となり、
E51は1976年、E52は1987年E31に置き換えられ廃車となった。
撮影日 2005年10月2日


後退角のある8角形の車体、貨物用としては大きな動輪などスイス機らしい個性的なスタイル。








以下は2017年11月11日撮影

案内看板、いきなりアメリカ製と間違えている。S.L.Mも誤り。


パンタを上げてくれたが、架線柱が・・・








同じスイス機のED54ほどではないが、貨物用としては大きな1400mm。


塗装に痛みが出ているのが残念。




イギリス製E43と並んで展示、個性的な輸入機が1980年代後半まで生きていた。


以下は2022年10月16日撮影

架線のない留置線だがパンタを上げて展示。








西武鉄道E52 国鉄ED122履歴
レイル・マガジン2008年10月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用
1923 SWS/Brown Boveri 国鉄1020
1923-8-27横浜港着
1923-12-22大宮工場内試運転
1923-12-26東京局配属 配置 東京
1924-7-30品川電車区(仮配置)
1928-10-1改番 ED122
1934-11現在 国府津
1935-11-30現在 国府津
1944-4-1国府津区久里浜支区
1948-7-13借入 東武鉄道 試運転のみ
1949-3-24返却
1949-3廃車 国府津区久里浜支区 大宮工場改造
1950-5-22譲渡 西武鉄道E52
1986-9-27廃車

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