鉄道省が大正末期に東海道線電化を前にサンプルとして輸入した一群の電気機関車のうち、
D形機で最初の番号1000形、のちに改番でED10となったウエスチングハウス/ボールドウィン製の機関車。
同じメーカーのED53→ED19にも通じるスタイルだが、車体側面に設けられた扉がほかには無い特徴。
2両製造され1960年廃車、2のみ西武に譲渡されE71となった。
E31に置き換えで1983年廃車、横瀬で他の輸入機たちとともに保管、
その後塗装、ナンバーを国鉄時代に復刻した。
撮影日 2005年10月2日
均整のとれたスタイルながら側面の扉が異彩を放つ。
前後非対称なサイドビュー。
以下は2017年11月11日撮影
架線は無いがパンタを上げていた。
今回の展示場所は通路を挟んで他の車両がいてサイドの引きが取れなかった。
軽快な印象の棒台枠台車。
以下は2022年10月16日撮影
1922年製造で2022年で100歳、鶴亀の記念マークを掲示。
反対側にはデザインの異なるマーク。
区名票は「国」
西武鉄道E71 国鉄ED102履歴
レイル・マガジン2008年10月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用
1922 Baldwin/Westinghouse 国鉄1001
1922-11-2横浜港着
1922-12-20大宮工場内試運転
1923-1-30配属 東京局
1923-2-2中野電車区(仮配置)
配置 東京
1934-11現在 国府津
1945-12現在 国府津区久里浜支区
1960-5-7廃車 国府津区久里浜支区
1962-6-14譲渡 西武鉄道E71
1986-9-27廃車
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