伊豆箱根鉄道駿豆線1980・2
その1 三島・三島二日町〜大場
1980年前後は江ノ電1000形、箱根登山1000形など、地方私鉄に意欲的な新車が登場した。
伊豆箱根鉄道は親会社の西武同様、台車などを流用した1000形が1963年に製造されたが
1979年に完全新車、冷房付きの3000形が入線した。
訪問時は新車、西武からの譲渡車、旧形国電などが混在していた。
撮影日 1980年2月7日
三島 前年12月に登場したピカピカの新車3000形がホームにいた。
前面が一段引っ込んだデザインは、京急800形など当時流行した。
駿豆線ホームは国鉄に接した側と反対に南側から7・8・9番線となっている。
元省電モハ34001→クモハ12000のモハ66+サハ81+モハ51。
ガーランドベンチレーターを乗せたサハ81、元西武クハ1312を中間車化。
モハ51、サハ81同様元は西武クハ1325、大場工場で電装されモハとなった。
この3連は後年大雄山線に移動、モハ66は両運転台を生かして工事列車などで機関車代用として使用され
最後は工事用車両コデ66となった。
三島に到着する元西武501系の1000形(番号不明)
1975年から1979年に3編成譲渡され、1000形の追番となった。
MTMの3連となった他は西武時代と変わらない姿。
三島二日町〜大場、モハ64+サハ83+モハ65。
クハ16 400番台を電装したM車にクハ16 200番台を種車にしたTを挟んだ編成。
大場川橋梁を渡る国鉄乗り入れ153系。
MTMの1000形第1編成、モハ1002+サハ2001+モハ1001。
西武701系とよく似ているが戸袋窓が無くセミクロスシート。
モハ52+サハ2006+モハ53。
番号は読み取れないが、三島方先頭が張り上げ屋根で20m全金サハを挟んでいるのでこの編成と思われる。
富士山がバックそびえる有名撮影地だが、この日は雲の中。
さきほど三島で撮ったモハ51+サハ81+モハ66。
カラーは退色が酷く、補正をしているがなかなかそれっぽい色調にならない。
このコマはRREさんに補正していただいたもの、緑の発色が自然です。
MMTの1000形第2編成、モハ1003+モハ1004+クハ2002。
モハ65+サハ83+モハ64
中間サハは元が省電モハ30なので、前後のモハとは窓割りが異なっている。
モハ30形のクハ38083を丸屋根化したクハ16217に荷物室を設置したクハニ19003を譲渡、サハ化。
丸屋根化時に切妻となった。
モハ64。
東京行き153系5連。伊豆箱根乗り入れは新性能電車には珍しくTcTMM'Tcの2M3Tだった。
後の185系にも引き継がれている。
1000系
白地に青はライオンズカラーと呼ばれた。後に親会社西武でも色合いは異なるがこのカラーが登場した。
沿線の撮影を切り上げ大場の車庫へ。
三島行きで元501系がやってきた。
次 大場工場へ
伊豆箱根鉄道メニューへ
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています