丸瀬布いこいの森
雨宮21号 2017・9 その1

JRや大井川、秩父、真岡、東武などの本線運転のほかにも各地で蒸気機関車は運転されている。
その半数ほどは協三製の新造機だが、丸瀬布の21号は森林鉄道で活躍し、今もその地で走る別格の存在といえる。
林鉄廃止後は町で大事に保管され、道外への移設話もあったが町民の反対でこの地に残されたという。
撮影日 2017年9月9日


案内看板は2箇所にある、こちらは機関庫脇のもの。
なぜか煙管数が書かれている。


駅の横の案内看板、来歴が簡潔にまとめられている。


駅で発車を待つ21号、本日の編成は密閉客車に単車の開放形客車4両。


小さい動輪に比べちょっと太めの上回り、模型入門機のようなスタイル。


後部にコールバンカが無いが、かつては機関車次位に連結されていた緩急車にも石炭を積んだという。


ナベトロ風味の石炭車。


ボギー客車、一見新造のようだが運材台車も製造していた岩崎レール1956年製。
道内の林鉄で使用の後、木曽森林に移動、21号運転に合わせ北海道に戻ってきた。


林鉄の客車というと運材台車を利用したものが多いが、アーチバー台車を履いている。
丸瀬布の客車は元井笠も含め無番だが、アクセントとしてもナンバー表記が欲しいところ。


どことなくJRっぽいサボ。


開放形客車は下回りも含めて新造のようだ。


昼休みが終わって運転再開、奥のループ分岐付近で列車を待つ。






まことにぴったりな踏切標識。


分岐を左にループに向かう。







2016年8月の水害でいこいの森は多大な被害を受け、林鉄の運転も一時期休止していた。
奥のループ内は復旧工事中で立ち入り禁止になっていた。


ループを回り手前のレールに顔を出す。






分岐点に戻ってきた列車、この間の撮影は数歩移動のみ。




列車を追いかけて橋を渡り駅に近づくところを一枚。
機関庫側ループを回りこんでくるところ狙いに行く。


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この場所の地図
バス利用の場合は丸瀬布駅前より町営バス丸瀬布上武利線でいこいの森下車 一日3往復

遠軽町公式いこいの森サイト
開園期間 4月下旬〜10月下旬

雨宮21号運転日
いこいの森開園期間中の土・日・祝・夏休み期間
始発10:00 最終16:30 30〜60分毎運転(状況により変化)
乗車料金 500円
イベントで冬季運行、夜間運行など有。

郷土資料館
開館期間 いこいの森開園と同じ
休館日 火曜(祝日の場合は翌日)
開館時間 9〜17時
入館料 150円


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