ペルシア湾通信
2004年6月4日
連休
昨日今日はホメイニ師の命日と記念行事の日で連休です。
現体制下で得をしている1割に満たない「保守派」の連中が国民に対して「泣く事を強制する日」です。
街には黒旗が掲げられ、テレビは全国各地の大モスクで黒い服を着た何千と言う人々が、
浪花節のような嘆きの唄に合わせて集団で泣いている異様な光景を映し出しています。
これって一種の「集団トリップ」ですね。
こーゆー日は仕事も商店も休みだし、検問がやたらとあるのでマトモな人間は外へ出ません。
また、我々外国人も酒で捕まると相手が革命防衛隊なので賄賂もきかずに冗談では済みません。
その為か昨日はネットがずっとビジー状態でした。
何もかもストップなので、私にとっては模型を作る絶好のチャンスです。
写真1,2、は補強の芯材が手に入って外壁が組み上がった大塚車庫の営業所です。
入り口のアーチが実物よりも線が細い感じで気に入りませんが、
これは工具と材料が無いとこれ以上出来ませんので帰ってから作り直します。
それから配車係りの出窓の形が写真も無いし記憶も曖昧で作れません。
それから上部にあったレリーフ飾りも、ポンチや紙粘土が無いと無理ですね。
後はこちらで出来る範囲でやるしかありません。
それに壊さないように清里の屋根裏に持ち帰るのも大変です。
写真1は丁度電車の運転台から見た角度で、
写真2は向かいの高知堂文具店から見上げた感じです。
作っている時にも「ここで立ちションした!」とか「ここに忍び込んだ!」とか、子供時代を想い出します。
「自画自賛」じゃなくて「自画自懐」ですかね。
早く3196や7001を置いてみたいです。沢山の自働ポイントとトラバーも考えないとね。
写真3,4、は芯材となる角棒をくれた木工所と貰った廃材です。
キャンプのキャビネット類はここで作らせています。
写真5,6、は町のビル建設でまたまた階数が削られてスペイン製のタイルが84平米程余ったので、
早速事務所とキャンプの床に張りました。なかなか良い感じです。
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