当サイト「汽車・電車1971〜」主宰のTADA氏が、2025年9月23日に逝去されました。
ここに謹んでご通知申し上げます。

当面の間、掲示板 への書き込みをできるようにいたしますので、
保存車活動に特に熱心だった氏へ、皆様からお言葉等お寄せいただければ幸いです。

ペルシア湾通信
2004年6月5日

チェロキー完成

ジープチェロキーの「更新改造T」が完成しました。

 作業開始の頃の写真は添付出来ましたが、
完成した写真を添付しようとしたら通信速度が低下して駄目です。

 しかし、これらの写真の中でも、この島では10年でクルマが
錆穴だらけになるのがお分り頂けると思います。






 今は元通りの新車になりました。

 バンパー、モール類、ライト類、ガラス、内装を全て取り外して穴の開いた鉄板は全て手叩きで作り直しました。
こんな修理を日本でやったら幾ら掛かるでしょうね?

 このクルマはイラクとの国境付近でイザコザが発生した際のイラン軍の分捕り品です。
1992年にマツダ929(広島ベンツと呼ばれたルーチェ)と一緒にほぼ新車で買いました。
中東仕様なのでエアコンはありますがヒーターが付いていません。
日本向けのチェロキーは全てV8エンジンでフル装備ですが、これは廉価版で6気筒の4速です。
それでもパワステ、エアコン、パワーウィンドウなどの必要かつ充分な装備は付いています。

 この国には密輸品と並んでこーゆーワイルドな前歴を持った品物が平然とマーケットに並んでいます。
何しろイラン航空の飛行機のうちの何機かもこのようなイラクからの「分捕り品」ですからね。

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