ペルシア湾通信
2004年7月3日

コラエのシップドック

今回はコラエのシップドックです。

 ペルシャ湾内の漁船の9割が伝統的な木造船で、このクラスでは鉄製やFRP製は殆どありません。

 以下はコラエ村のドックで、船の新造とメンテナンスをやっています。
この辺りの年間降水量は何と1ミリなので、屋根は単なる日除けで、大部分の設備は露天のままです。
この日は気温45度、湿度80%でした。

 写真1、2、は新造中の2隻の漁船です。
中古のヤンマーエンジン付きで1隻約1千万円で、寿命は約30年です。





 写真3、はキャビンのペンキ塗り替え中。



 写真4、は海中で作業する人。



 写真5、はほぼ完成した漁船。



 写真6、7、は建造中の様子です。
真っ直ぐな板を、ろっ骨のようなフレームの外側に少しずつ締めながら固定していきます。樽木のようですね。



 写真8、は日本製の釘。高価でもやっぱり日本製でないと駄目だそうです。



 写真9、は糸鋸。写真10のような飾り窓やR付き部分の製作に使います。



 写真11、はバンドソーで、手前の鉄製フレームはレールの上を前後に動き、
載せた丸太を角材や板にカットします。
この工場で電動工具は写真9の糸鋸とこのバンドソーだけです。
こんな設備であんな船を造っちゃうんですから大したものです。



 写真12、は完成したキャビン部分です。



 写真13、は構造材で現地では「ロシアの木」と呼ばれるメチャ硬い木です。
イラン内陸の乾燥地帯から運び込まれます。



 写真14、は佐藤文俊。修理中の船上で。



 写真15、はその船の船長。10ヶ国語喋れるのが自慢です。



 写真16、「♪農家の機械も皆ヤンマー、漁船のエンジン皆ヤンマー・・・・」
「小さなモノから大きなモノまで動かすチカラだヤンマーディーゼル・・・・」



 ペルシャ湾内の漁船の7割はヤンマーのエンジンで動いてます。
後は米キャタピラーと三菱製です。


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