ペルシア湾通信
2004年7月15日
行けませんでした
昨日は本土側に渡ろうとしましたが、海がシケてて怖いので止めました。
この前は「救命胴衣を付けろ!」ですからねえ。心臓に悪いですよ。
今朝も砂嵐です。耳の穴がジョリジョリです。
三菱とUFJですかあ。デッカイだけですね。正に「戦艦大和」ですね。
ドバイの動きなんか見てると日本のやってる事はもう100年遅いです。
ニセモノだ何だでも、中東で見る製品はこの2,3年殆ど中国製だけで、殿様商売の日本製は市場を失いました。
不況不況と言いますが、私が1980年頃アメリカで会った日本人商社員達と比べると
今の日本人駐在員なんて全くひ弱で赤ん坊みたいですよ。
そのくせプライドばっかし高くて・・・・だから韓国や中国の中小企業にゲリラ的にやられちゃうんです。
日本は市場をどんどん失ってますよ。
衛星テレビやマスコミの使い方にも中国には明らかにちゃんとした「国家戦略」があります。
こんな中東のド田舎に居てもそれを感じます。日本は明らかに「老化」してますね。
立派な大木が台風で倒れてみたら幹の中がガランドウに腐っていた、って言うアレじゃないですか?
これは日本人自身の問題で、中国が発展してるからじゃないと思いますよ。
まあ、社会の中心であるべき40代の我々がだらしないんですね。
あと、ニセモノに囲まれたここの環境の中に居て今回の選挙で思ったのは「社民党」って名前についてです。
これって昔の漫画によく出てきましたよね。
「毎朝新聞」とか「四菱銀行」・・・・・なんかインチキ臭いです。
昔、民社党ってありましたけど、この「社民党」って言う名前にした経緯は知りませが、
「日本の文化人」なんかが集まって散々討議して出た結果なんでしょうね。
それだけに正に天才バカボンのバカ田大学での討論のひとコマを思い浮かべちゃいます。
鼻タレや靴下がビローンて伸びたキャラが集まって・・・・・
そもそも発想が貧しくて「駄目だコリャ!」ですよ。
それから、8月21日は皆様是非おいで下さい。
主旨はそーゆーワケで母の三回忌ですが、母の遺志通り、大いに皆様に楽しんで頂きたいと思います。
SPジャズレコードのコレクターの私がお願いした演奏者達ですから、とにかく最高ですよ。
「お知らせ」の試作品です。↓
http://www.geocities.jp/clumsy_maestro/index.html
(リンク切れ)
写真1、2、3、は私の居る辺りの地図です。
このケシュム島は東西約140キロで沖縄本島とほぼ同じです。
オマエは何処に居るんだ?と言う質問に答えます。
ペルシア湾
ホルムズ海峡
ケシュム島
写真4、は先月完成したこの島初の郵便局。
施工は本土の公社ですが、生コンとタイルの外壁はウチでやりました。
これで郵便物が出せるようになりました。
写真5、は貸しビル2棟。施主は密輸屋で何を建てても文句は言いそうにもないし、
ペルシャ湾を一望するフロリダっぽい土地なので、
私がウチのデザイナーにマイアミのタンパの1920年代から40年代までに
建ったホテルの写真集を渡してそれを参考に設計させました。
所謂「トロピカルデコ・スタイル」です。
ご覧のように1930年代のラジオのキャビネットみたいに見えますから成功ですね。
結構気に入ってます。今時こんなデザインのビルなんてありませんが、陽の光が強いところには似合います。
本当は家具まで凝りたいんですけど、ワイルドな密輸屋に「アール・デコ・デザインの系譜」なんて説明しても・・・・
手前のクルマはイラン製韓国大宇自動車の「マルチス」。日本の軽サイズで800cc
写真6、は例のタイルが余剰発生したビル。予算が無くなって1階削りました。
写真7、も資金繰りが悪化して頓挫したビル。金くれなきゃやらないよ!
写真8、こっちは床面積12000平米の貸しビル。施主の名前が「マージャン」!!
だから「マージャンビルヂング」!!
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