ペルシア湾通信
2004年7月23日

撮影禁止!

今回はイランの「国教会」と言えるマシャッドのモスクです。

 写真1、は非常に珍しい写真で、ここは撮影禁止である事は勿論、イスラム教徒以外は立ち入り禁止です。



 実は私はマシャッド市の電車システムの導入に際して日本からの中古電車の購入を打診され、
市長から直接頼まれて1996年にここを訪れました。

 当時はテヘラン地下鉄も開通前で、イラン国内には通勤電車のシステムは皆無であり、
欧州型の路面電車方式にするか、日本のようなプラットホームのある高床式にするかも決まっていませんでした。
条件も単に「標準軌間の電気運転」と言うだけで、要するに「手探り状態」でした。

 丁度京浜急行の1000系、都営5000系京成の3000系が廃車されていた時期で、
JRでも103系や115系の廃車が進行中で、これと新幹線用の台車を組み合わせたらどうか?、
などと「K重機」の担当者と話していました。
私はデンシャキチガイとしてこの上ない喜びを感じながら話を進めましたが、
結局広い道路を利用した路面電車方式に決まり、私の出番も無くなりました。

 しかし、この話は一時はかなり具体的になり、私は日本の私鉄の退職者チームを
作って建設やアドバイスをする事などを提案したりしました。とても残念です。
これが仮に実現していれば都営、京浜、京成の「名車」達を救う事が出来て、その上この金色に輝くモスクのすぐ横で
高砂や泉岳寺のような「相互乗り入れシーン」が再現されていた筈だからです。

 マシャッド市は他のイランの大都市と同じく、都市計画が素晴らしく充実していて、この大広場の真下も
片側4車線の地下環状道路になっていて、丁度東京の首都高の環状線のような役目を果たしています。
 
 現在、LRTシステムが建設中で近々完成の予定です。

 私としては、高床プラットホーム式にしておけばテヘランから頻繁に出入りしている
巡礼者の乗った長距離列車と同じ線路、施設が共用出来るので、将来、路線が増えた時には
全体のシステムがより便利になった筈だ、なんて未だにボヤいています。

 写真2、はポスターを勝手にスキャンしたものですが、
「この塔の後ろ辺りに駅が出来た筈」という位置です。



 写真3、も撮影禁止の場所です。



 写真4、はおすしさんに了解を戴いて掲載した昭和45年の大塚車庫で、
写真5は同じ位置で撮った模型で、段々と雰囲気が出てきました。
今回の話題も正に「1分の1と80分の1」ですね。






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