当サイト「汽車・電車1971〜」主宰のTADA氏が、2025年9月23日に逝去されました。
ここに謹んでご通知申し上げます。

当面の間、掲示板 への書き込みをできるようにいたしますので、
保存車活動に特に熱心だった氏へ、皆様からお言葉等お寄せいただければ幸いです。

ペルシア湾通信
2004年7月27日

こっちも倒れました!

まだダルくてダルくてクーラクラです。アタマも痛いです。

 体中の栄養素が全部抜けたような、地球の引力が数倍強くなったような感じです。


 ドクター宅で点滴を受けてましたが、停電が頻発してクーラーが止まって暑いので
発電機を備えた工場内のキャンプに戻り、そこに往診して貰う事にしました。

 コックのアボスがイラン流の「熱中症対策食」を作ってくれたんですが、食欲もありません。
それでも無理やり食べたら少しずつ回復してきた気がします。

 そんな中、20トンクレーンが倒れました!

 体調が悪く、暑い外に出るのは余り良くないのですが、
やっぱり気になるので様子を見てきました。




 このクレーンは今年の4月から新しい水道システムのポンプ場で使う電力を
供給する為の送電線の電柱を1日2本ずつ建ててたんです。
距離は約15キロ、今迄に256本建てました。あと40本で終わりってとこでした。

 地盤の悪い砂漠の砂地に重量7トンのコンクリート製電柱を垂直に立てるのは結構大変な作業です。
毎朝、私や工場長がチェックして指示するんですが、工場長もテヘランに行ってしまい、
私も倒れたので、昨日、今日は任せっきりにしたのがマズかったですね。
現場の作業員も慣れてて大丈夫だって言ってたんですけどねえ。
誰にもケガがなくてよかったですけど。

 クレーンのブームは高価なハガネ製ですが、
重い電柱と一緒に倒れこんだのでご覧の通り曲がってしまいました。




 これで今月の私の給料分はすっ飛んじゃいます。ユウウツだなあ。


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