1966年瑞浪電化時に新線に切り替えられた明治期のレンカで巻いたトンネルなど当時の姿を今に残す旧線は
長い間忘れられていたが、2007年より市民団体の手で調査が行われ遊歩道として整備、期間限定で公開された。
2014年にはナショナルトラストにより敷地を取得、2016年に登録文化財に3施設が認定された。
新緑のゴールデンウィークのころと紅葉の晩秋に1週間ほど公開が行われている。
2017年晩秋の公開時に訪問。
撮影日 2017年12月1日
定光寺駅階段を降りると愛岐トンネル群への案内看板がある。
定光寺自然休養林には木曽森林127号が保存されている。
9:30の公開開始時間に合わせて行ったがすでに50人ほどの行列ができていた。
階段を上るとスタート地点の3号トンネル入口。
公開されているのは多治見方へ1.7km、数箇所に休憩所、見所を案内する駅名票風看板が設置されている。
3号トンネル入口にはD51原寸大垂れ幕がかかる。
トンネル内にNゲージ小型レイアウトが展示されていた。
3号トンネルを出ると古レールを使った落石防止柵。
線路跡から出土した犬釘、工具などを展示。
塗装されたレール刻印。
45年間に育った木が入口にかかる4号トンネル。
4号トンネル内では蒸機走行音が流れる
4号トンネルを出ると大モミジ前駅、県下有数のモミジの大木がある。
しばらく行くと小さな滝と水車がある水車前駅、右後ろの岩はゴリラ岩?
信号機跡。
地元産の軽食、お土産など販売するマルシェ広場、帰りに寄ろうと思ったら人だかりで近寄れなかった。
5号トンネル入口。
5号トンネルを出るとレンガ広場前駅。
C57191が設置され、傍らでペタルをこぐとゆっくり回転する。
イラストがなぜか門デフK-9装備の197号なのはご愛嬌。
左下の小さい車輪でカウンターに接続して走行距離が示される。
訪問時の走行距離は8128.9m。
動輪搬入時の様子、出所はD51827を個人所有されていた方。
6号トンネル入口、トンネル底部のインバートも公開されている。
路盤下までレンガが巻かれている。
6号トンネルは300m以上ありカーブしているため誘導灯が設置されている。
6号トンネル多治見方出口。
公開エリアはここまで、この先は岐阜県となる。
トンネル公開中は定光寺駅に快速も臨時停車する。
公開予定日などは下記リンクからご確認ください。
愛岐トンネル群保存再生委員会
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