キハ04 8
(元筑波鉄道キハ461)

茨城県つくば市さくら交通公園に保存。
現在はさいたま市の鉄道博物館に展示のため移動。
撮影日2003年9月13日

「 」内の解説を「キハ048保存会」のやまてつ様からいただきました。


鉄道ファンの保存会により残された戦前ガゾリンカーの生き残り。
国鉄キハ41056→キハ048→遠州鉄道キハ802→
北陸鉄道キハ5211→関東鉄道(筑波鉄道)キハ461

写真のキハ048の文字は多田さんが訪れる1週間ほど前に書きました。
一部パテのはがれてきているところがありしばらくしたら塗りなおそうと話しています。

なお、写真では目立たないのですがリベットの大半は失われていました。
祭鋲を使って製造時の姿に復元しました。


写真の製造銘番は残念ながら実物ではなくレジンモールドを使った複製品です。
実物は残念ながら保存される以前になくなっていました。」


保存会により手入れが続けられています。
屋根には腐食防止のシートがかけられています。

こちら側が現役時代は土浦方向に向いていました。
ジャンパー管等の機器があるため背面側にもってきました。
キハ048は現役時代と向きを逆さにして保存しております。
シートは保存10年目くらいより雨漏りがひどくなり
不可欠となりました。このため室内の天井板はボロボロです。」


この交通公園にはD5170国鉄ハイウェイバスも保存されています。


1978年11月2日 真鍋 関東鉄道筑波線当時のキハ461。

この頃までにエンジンをDMF17からDMF13に交換しています。
北陸鉄道から筑波鉄道への入線は、この手の気動車では強力すぎる
DMF17を搭載すること、液体式変速機を有していることでした。
強力なDMF17は他の車輌に流用されました。


1978年11月2日 土浦 
キハ461と共に北陸鉄道能登線からやってきたキハ462。

キハ462(キハ046)こちらのほうが製造年次では1年早く、原型にも近かったです。
先に廃車になってしまいました。
 キハ048の車内には製造時期の異なるいろいろな部品が使われています。
キハ07の部品までも見られました。
製造メーカーの異なるこの車輌の部品も使われていると思います。

2004年11月の様子はこちら

キハ048の保存について詳しくはこちらをご覧ください。
「キハ048保存会」

北陸鉄道能登線時代の姿は
石川の鉄道さん主宰「懐想石川の鉄道」
「北陸鉄道能登線」にUpされています。

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