黒部ルート見学会を終えて欅平から宇奈月までは黒部峡谷鉄道の定期列車に乗車。
指定は特別車(密閉形)で取ってあったがどうせならばと開放形に変更した。
欅平の窓口では「寒いですよ」と念を押されたが全線紅葉真っ盛りの様子を堪能できた。
撮影日 2008年11月12日
欅平の奥のヤードで入換をするEDM32。
機関士さんと比べるとこの機関車のサイズが良く分かる。
発電所、ダムの管理などで貨物輸送も活発だ。
こんな積荷も。
黒部川の谷にへばりつくように設置された欅平駅は長いホームを前後に到着、出発を分けている。
到着した下り列車を待って乗車する上り列車がホームに入ってくる。
次駅の小屋平到着直前、線路脇にサルがいた。
小屋平で最初の列車交換。列車密度は高く、この先全駅で交換があった。
次位はEDR26、先頭は番号が確認できなかった。
小屋平〜鐘釣
鐘釣、ここと黒薙以外は一般乗客は乗降できない。
構内の有効長が足りないため機関車は側線に進入、発車時は一旦バックする。
先頭はEDR33、機関車の前面に番号表記はないが、
欅平方の連結器の上のスパナに番号が書かれている。
側線に突っ込んで停車中の交換列車、時刻表には載っていない関電専用列車。
後は鐘釣温泉「美山荘」
最後尾にトがついた混合列車だった。
鐘釣駅構内は車輪とレールの摩擦音軽減のために散水をしている。
次の猫又でも交換、EDR23+EDR25。
横のコンクリート壁は鉄道の冬季休止時に沿線への通路となる冬季歩道。全線に平行している。
猫又対岸の黒部川第二発電所にも併用橋を渡り引込み線が延びている。
ここを行く列車を見たいものだ。
次の出平の側線には大物車、長物車、が留置されていた。
10t積大物車オシ3
15t積長物車ムチ3、後方は20t積大物車オシ2
出平で交換のEDR19先頭の関電専用列車。
出平〜笹平、乗っている列車がこのように見える急カーブ。
右側通行の笹平での交換列車、先頭はEDM31
黒薙川に架かるアーチの後曳橋を渡ると客扱い駅の黒薙。この駅は唯一交換設備がない。
次の森石でも交換、ここも右側通行、EDR29+EDR24
森石〜柳橋、紅葉は盛りだが黒部川の深い谷には午後の日は届かず光が回らなかったのは残念だ。
宇奈月の一つ手前、柳橋で最後の交換。EDM30
その2 宇奈月へ