むさしの村の花々鉄道3号機

1972年鉄道100年を記念して西武山口線に続き埼玉県加須のむさしの村でも蒸気機関車の運転が始まった。
台湾基隆炭鉱より里帰りした楠木3t機、通称花々鉄道(87/87=1/1の意味)3号機関車が
園内のエンドレスをかわいい汽笛を響かせ走っていた。
撮影日 1972年9月3日


路線はエンドレスに分岐が2本、途中に駅が1箇所。
駅に停車中の3号機。


駅を発車、うしろの客車が大きく見えるほどの小型機関車だ。


同じ場所を線路の反対側から。


駅から50mほど進んだあたり、バックの建物はお寺を移設したものらしい。
2005年現在、なんと「お化け屋敷」になっているそうだ。


エンドレスの東半分はなにもない草地ですっきりした写真が撮れた。


園内には東武鉄道6号機も保存されていた。
6号機の横から顔をだした3号機。


さらに連写。


踏み切りをすぎると林の中を走る。


駅に到着。森永アイスクリームの看板のついたベンチもいい味を出している。

 
むさしの村での運転に先立ち渋谷の西武デパートで展示された3号機。
撮影日 1972年5月6日

3号機はその後糸魚川の東洋活性白土専用線での保管、神戸ポートピアでの運転などを経て
成田ゆめ牧場で羅須地人鉄道協会により動態保存されている。
2004年5月の運転の様子はこちら。

羅須地人鉄道協会公式サイト

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