18段スイッチバックで有名な建設省(現国土交通省)立山砂防軌道の車両基地で保存されていた機関車。
軽便機関車でおなじみの加藤製作所1963年製。
撮影日 1986年8月24日
キャブに貼られた「タコグラフ」のシールもそのままに保存されていた。
以下は2010年10月13日撮影
工事事務所から一段低い川原寄りの訓練軌道脇に移設され、立派な案内看板も設置されていた。
軌道で使われた4t機のほかに1996年に閉園した大川寺遊園地の「おとぎ電車」も展示されている。
機関車は現役機といってもよいくらいの良好な状態。
タコグラフのシールはなくなっていた。
後ろの大川寺遊園地のおとぎ電車とドローバーで連結されている。
アメリカンタイプの機関車を模したおとぎ電車、動輪はダミー。
案内看板に一言触れてあるが、機関車の近くには説明がないので誤解を与えるのではなかろうか。
客車はいかにも遊園地の豆汽車という風情。
大川寺遊園は富山地方鉄道が経営する遊園地だったが、どのようなつながりでここにやってきたのだろうか。
展示場所の下は常願寺川の川原が広がっている。
展示レーンは本線ヤードから伸びてきた訓練軌道と繋がっている。
訓練軌道は小規模なスイッチバックもあり、砂防軌道の特徴を知るための展示施設の意味合いもあるようだ。
この場所の地図
1986年訪問、砂防軌道車両基地の他の車両はこちら
砂防軌道2008年8月乗車の様子はこちら
専用線メニューへ
TOP | 保存車メニュー全国 | 保存車メニュー信越・北陸 | 掲示板 |