当サイト「汽車・電車1971〜」主宰のTADA氏が、2025年9月23日に逝去されました。
ここに謹んでご通知申し上げます。

当面の間、掲示板 への書き込みをできるようにいたしますので、
保存車活動に特に熱心だった氏へ、皆様からお言葉等お寄せいただければ幸いです。

立山砂防軌道ガソリン式4t機関車


18段スイッチバックで有名な建設省(現国土交通省)立山砂防軌道の車両基地で保存されていた機関車。
軽便機関車でおなじみの加藤製作所1963年製。
撮影日 1986年8月24日











キャブに貼られた「タコグラフ」のシールもそのままに保存されていた。


以下は2010年10月13日撮影


工事事務所から一段低い川原寄りの訓練軌道脇に移設され、立派な案内看板も設置されていた。


軌道で使われた4t機のほかに1996年に閉園した大川寺遊園地の「おとぎ電車」も展示されている。


機関車は現役機といってもよいくらいの良好な状態。


タコグラフのシールはなくなっていた。




後ろの大川寺遊園地のおとぎ電車とドローバーで連結されている。


アメリカンタイプの機関車を模したおとぎ電車、動輪はダミー。
案内看板に一言触れてあるが、機関車の近くには説明がないので誤解を与えるのではなかろうか。


客車はいかにも遊園地の豆汽車という風情。
大川寺遊園は富山地方鉄道が経営する遊園地だったが、どのようなつながりでここにやってきたのだろうか。


展示場所の下は常願寺川の川原が広がっている。


展示レーンは本線ヤードから伸びてきた訓練軌道と繋がっている。


訓練軌道は小規模なスイッチバックもあり、砂防軌道の特徴を知るための展示施設の意味合いもあるようだ。


この場所の地図

1986年訪問、砂防軌道車両基地の他の車両はこちら

砂防軌道2008年8月乗車の様子はこちら


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