旧津山扇形機関車庫・鉄道資料館
津山まなびの鉄道館

扇形庫内には1両だけ製造されたDE50をはじめDL3両と移動機1両が顔を並べている。
庫内には立ち入れないので機関車には近寄れず正面から見るだけなのが少々残念だ。
特記以外撮影日 2011年8月27日

その後2014年に閉館となった鉄道科学博物館から移設したD51、DF50、DD13にDD16も加わりにぎやかになった。



DD51 1187







以下は2016年8月2日撮影






DD511187履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
1977-7-1 日立製作所水戸工場 製番20780-2
配属福知山局 配置福知山
1986-12-28回送中のお座敷列車「みやび」を牽引中餘部橋梁上で突風により客車転落
1990-3-11米子運転所
1997-3-8改称 後藤総合車両所
2003-10-5〜6 お召し列車牽引 松江〜浜田・浜田〜津和野〜益田 DD511186と重連
2007-8-17廃車 後藤総合車両所


DE50 1



DD16同様白帯は前面とキャブだけ。






以下は2016年8月2日撮影

初配置は稲沢第一、奇しくも同区最後の蒸機列車を牽引したD512と津山で並ぶこととなった。
JRには継承されなかったが、廃車後も岡山で保管、その後津山に移転保管されていた。
本機の津山移転が扇形庫保存、まなびの鉄道館開設に繋がったと言える。






DD16 304と並んでいる。ジャンバ線、手すり、ステップなど細かい差異はあるが、正面だけ見て違いはわかりにくい。
常時ターンテーブに展示してほしいところだ。


裏側から窓越しに。

DE501履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
1970-7-21 日立製作所水戸工場 製番111501-1
名古屋局配属 配置稲沢第一
1971-11-20岡山
1986-5-26廃車
保管 岡山気動車区
2007-4移転 津山機関区


DD15 30






以下は2016年8月2日撮影





扇形庫裏手より。

DD1530履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
1964-12-10 日本車輛名古屋工場 製番2400
配属金沢局 配置福井
1968-3-31現在 福井
1968年度 金沢
1982-3-31現在 金沢
1995-10-1松任工場
1997-3-22金沢総合車両所
2010-3-13北陸地域鉄道部富山運転センター
2011-3-7廃車 北陸地域鉄道部富山運転センター
2011-3-26保存 津山機関区扇形庫


DF5018
2016年8月2日撮影
大阪弁天町の交通科学博物館に保存されていたが、2014年4月の閉館後2015年津山に移設された。

DF50保存車は本機の他2両のみ、いずれも0番台。








DF5018履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
1958-4-22 三菱重工業三原工場/三菱電機 製番1644/533
配属四国局 配置高松
1958-10-11高知
1984-1-23多度津工場で保存のため整備
1984-1-26廃車 高松
1984-2-2保存 交通科学博物館
2015-3移転 津山まなびの鉄道館


DD13 638
2016年8月2日撮影
大阪弁天町の交通科学博物館に保存されていたが、2014年4月の閉館後2015年津山に移設された。

DD13国鉄機の保存車は本機と大宮、小樽、三笠の3両のみ。






ラッセルヘッドを付けた兄弟機DD1530と並んでいる。

DD13638履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
1967-4-18 日本車輛名古屋工場 製番5878
配属大阪局 配置吹田第一
1968-10-1姫路第一
1985-3-10吹田
1985-9-30(10-5?)姫路
1986-8-30廃車
保存 交通科学博物館
2015-3移転 津山まなびの鉄道館

DD16 304
2016年8月2日撮影

2015年廃車、同年津山に移設。ラッセルヘッドを片側に付けて展示。


機関車側をターンテーブルに向けている。


ラッセルヘッドは扇形庫からはみ出しており、車窓からも見える。



DD16304履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
1972-9 川崎重工大阪工場 製番3723 DD1613
配属金沢局
1972-9-27富山第一
1983-11-1両頭ラッセル改造 DD16304
配置 富山第一
2008-4-1現在 北陸地域鉄道部富山運転センター
2015廃車 北陸地域鉄道部富山運転センター
2015-8保存 津山まなびの鉄道館


D51 2
2016年8月2日撮影
大阪弁天町の交通科学博物館に保存されていたが、2014年4月の閉館後2015年津山に移設された。



C58、C11以下のクラスが津山の住人でD51は縁が無かったが、やはり蒸機は扇形庫に似合っている。




残念ながら本機のターンテーブル上展示はできないとのことだった。

D512履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
1936-3-26 川崎重工兵庫工場 製番1644
名古屋局配属
1936-3-26使用開始
1936-4-5敦賀
1938-1-24稲沢
1949-9-14大垣
1950-5-11中津川
1952-12-9消煙装置取付
1955-4-1多治見
1955-10-5稲沢第一
1961-3-8借入 沼津
1961-3-15返却
1965-8-20借入 中津川
1965-8-24返却
1971-4-25D51815と重連で関西本線名古屋口さよなら列車牽引 稲沢操〜四日市 588レ〜6288レ 6283レ
1971-7借入 長野 長野〜黒姫ファミリーD51号に使用
1971-12-13廃車 稲沢第一
1972-10保存 交通科学博物館
2015-3-9閉館した交通科学博物館より移転
2019-4-2津山まなびの鉄道館公開開始


入換動車(10t車)



キャブ窓下には「重要機械 米子機械区」の青いスッテカー。




以下は2016年8月2日撮影







キャブ窓下の重要機械のプレート。


入換用アント
2016年8月2日撮影

イベントで展示車両をターンテーブル上に移動するときに使用されている。



DD13638とDD1530


DD511187、10t移動機、DE501




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