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当サイト「汽車・電車1971〜」主宰のTADA氏が、2025年9月23日に逝去されました。 ここに謹んでご通知申し上げます。 当面の間、掲示板 への書き込みをできるようにいたしますので、 保存車活動に特に熱心だった氏へ、皆様からお言葉等お寄せいただければ幸いです。 |
立山砂防軌道 2008・8

到着した列車は乗客を降ろすとすぐに引き上げる。

勾配上の本線で一旦停止、車掌さんがポイントを切り替え・・



連絡所建物前で折り返し。

機回し線のある側線に。

すぐに機関車は機回しへ。

人車後部に掲示されていた「体験学習列車」の看板を外して

帰路の編成の出来上がり。
ここでやっとゆっくり車輌を眺める時間がとれた。

側線に停まっていた北陸重機製5tDL 鳶山。機関車にはそれぞれ愛称板が付けられている。
2008年現在動力車は9両の同形DLと4両のモーターカーが在籍している。
機関車
愛称は確認できたもののみ記載 機関車に固有のものかは不明。
55−10−45 鳶山
56−10−21
57−10−28 立山
60−10−14
62−10−94 平成
2−10−190
4−10−201
6−10−15 薬師
12−10−8 白岩
モーターカー
55−10−64
3−10−101
4−10−45
12−10−2
先頭の番号が配備年度(元号)


同形機でも消火器の取り付け場所、樋の位置など細かい差異がある。


乗車列車を牽引してきた 57−10−28立山。
2016年6月に旧神岡鉄道奥飛騨温泉口駅前に保存された。




人車の連結器は小ぶりの自動連結器。

乗車した63−10−58。

車内のプレート。製造が平成元年3月でも昭和63年度の車体番号となる。
製造元の三越はネットで検索したが不明。
本郷三丁目さんからメーカーについてご連絡いただきました。
「人車の銘板にある製造元が「SNE 株式会社 三越」となっており、詳細不明とのことでしたが、
石川島播磨重工の関連会社で株式会社三越と言うのがあり、この会社なのではないかと思います。
所在地や事業内容から言ってそうではないかと…。
ご参考までに…。
> (株)三越(SE)
> 〒930-0814 富山県富山市下冨居2-13-81
> (076)432-3121
> 建設機械の製造及び自動車・内燃機関の整備
http://www.ihi.co.jp/ihi/gaikyo/kankei/sonota.html#11
上記URLの「IHI国内関係会社一覧 その他事業」に名を連ねています。
IHI Group内略称が「SE」となっていますので、「みつこし」ではなく「さんえつ」という社名なのではないでしょうか?
「SNE」とは「SaNEtsu」の略でしょうか!?」

定期列車編成だろうか、勾配中の側線に1本留置されていた。

運搬車(貨車)は下回りは同一でもいくつか種類があるようだ。
手前は側面1列、後ろは側面2列で間に支柱があるタイプ。

側線の奥にある小さなターンテーブル、サイズから機関車は乗らないと思える。

乗車列車の約30分後、JICA視察列車がやってきた。途中下車して施設見学をしていたのだろうか。


視察列車もすぐに側線に。
水谷出発予定時間まではまだあったが、JICA一行が到着したため早めに出発することになり集合がかかった。

作業列車が下りていったがこんなカットしか撮れなかった。
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