3セク鉄道で最も乗客が少ない鉄道の阿佐海岸鉄道。
鉄道としての生き残りを賭けてDMVを導入、2020年11月30日従来車での運行を終了し、DMV化のための工事を行い
阿波海南〜海部をJR四国から移籍、当初計画では2020年度にDMV化となっていたが
車両の強度不足による改修、コロナ禍の工事遅れで2021年12月25日DMVによる営業が始まった。
撮影日2023年2月17日
阿波海南に到着した4559D。
牟岐線末端の阿波海南〜海部は阿波海南駅にモードインターチェンジを設けるため阿佐海岸鉄道に移籍された。
右が牟岐線末端、海部方からの線路はカーブしてモードインターチェンジへ。
中央の建物が駅舎兼用の阿波海南駅前交流館。
手前の緑色の部分が阿波海南文化村行き阿波海南駅DMV乗り場。
向かい側には甲浦方面行きDMV乗り場。
この乗り場はバス停で、阿佐海岸鉄道には阿波海南駅は無い。
以下は2023年2月18日撮影
乗車の前に海部駅に行ってみた。駅前には開通記念碑。
観光マップにもDMVが走っている。
鉄道線時代よりも始発は遅く終車は2時間以上繰り上がった。
海部はJR四国と阿佐海岸鉄道の接続駅でホームは2面2線だったがDMV化で1線化された。
名物山のない町内トンネルもそのまま残っている。
レールが繋がっていない2番線にはASA-101しおかぜが留置されている。
旧1番線には光のオブジェ。
町内トンネルの阿佐海岸方。
海部駅から200ほどの海陽町海部庁舎に「世界初が走る町」の幕。
阿佐海岸鉄道、徳島県、沿線自治体はDMVを世界初と謳っているが
海外で定着はしなかったものの定期運行の例がある。
阿波海南駅のモードインターチェンジ、このレールのある部分が阿波海南信号所となっている。
自販機もDMV仕様。
DMV-931がやってきた、1号車青塗装、愛称は「未来への波乗り」。
モードインターチェンジ区間で停車、モードチェンジ中は阿波踊りのお囃子が流れる。
鉄道車輪が上昇して前輪タイヤが接地。
モードチェンジは1分かからず終了、乗務員が降りてきて確認をする。
阿波海南駅の乗り場へ。
ここから起点の阿波海南文化村へ乗車。
車内はマイクロバスそのもの。
運転席も機器が増えているがバスのまま。
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