装飾機


1973年9月2日 加太〜中在家(信)
2両の奈良区の装飾機が先頭にたつさよなら伊賀号 9337レ 燕号様ご提供

主にデフに付けられた鳥・動物・マークなど装飾(ペイント・ステンレスなど)ただしお召し装備や標準整備などの際に付けられたものと、保存後などのものは除きました。(特例あり)
黄色のセルは画像にリンクしています。

忠賢八高様の「モノクロームの残影」談話室(現在休止中)に
831列車様が書き込まれたリストを元に作成しました。
装飾機の情報などございましたら掲示板にお願いします。

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ツバメマーク  東海道本線の特急つばめ牽引時代に設置
C622 梅小路
C6218 2号機に比べ下向き、「下りツバメ」と呼ばれる。
C6212? 設置確認なし 幻のツバメ参照 交通博物館にプレート
奈良区の装飾機シリーズ
「SLブーム」により設置「伊賀号」「柳生号」などの臨時列車に使用。
D51831 ツバメ D51944より移設 柘植町余野公園
D51882 月と鹿 マーク付きで保存、月の向き左右で逆?。 茨木市真龍寺
D51906 鳩(ピースマーク)
D51940 翼を拡げた鴎 長門区移籍後取り外し
D51944 ツバメ その後D51831に移設
ニセツバメ? 「SLブーム」のころ各地で見られたツバメマーク
D51101 ツバメ '73年夏ころ取り付け、快速「木曽路」専用機 島田市中央小公園
D51654 ツバメ(落書き風) '73年ころ奈良区時代。
D51777 デカツバメ 落書き風?その他木曽路のD51の多くに、末期は落書き風のものが見られた(D51245など) 刈谷市交通児童遊園
9613 ツバメ 三菱鉱業上芦別→三菱大夕張7号 上芦別時代 '62年の写真にマークあり、最古のニセツバメ? 江別市個人所有
29692 ツバメ? 行橋区時代、門デフにチョークでイタズラ書き?
69608 ツバメ? 門デフ左側にアルミ箔?状のもの。 唐津市東唐津児童遊園
2007年解体
C58418 ツバメ '75年春〜5月 北見区時代
石北本線サヨナラ列車牽引
熊野市大平公園
C5866 ツバメ(やや下向) 助手側とタイプが違うとの説もあり
マーク付きで保存
大阪城公園
レストハウスつどい
C56126 ツバメ(紙製) 大糸線、ファンのいたずら? 小淵沢小学校
厚狭区モデル車
D51827 羽を拡げた鷲 後述のD51470と同じもの?
なぜ付けられたかは不明。
愛知県甚目寺町
個人所有
D51470 羽を拡げた鷲 厚狭区のモデル車。後に長門区に移動後に取り外し? 岐阜市梅林公園
JNRマーク
D51706 JNRマーク 長門区時代、K−7門デフに取り付け。
C58338 JNRマーク? 長門区時代 標準デフ?画像未確認。
C5833 JNRマーク G−3後藤式デフ、デフはC58385より移設
マーク取り付けはその後。マーク付きで保存。
清里町羽衣児童公園 
C581 JNRマーク(寸詰まり) '72ころ梅小路入り以前に取り付け?
現在はマークなし。(お召し装飾設置)
梅小路
C1193 JNRマーク(ペイント?) 標津線時代、C581の寸詰まりタイプに類似。
D511045 JNRマーク '72年ころ奈良区時代に一時取り付け。
このときの画像は田中様のサイト「鉄道写真館1972年〜」にUpされています。
九州の門デフ装飾車
C5711 波にかもめ 「かもめ」専用機 K−7門デフ 豊岡市中央公園
C57151 富士山に羽衣、後に片側を阿蘇山に羽衣に変更 K−1門デフ 鹿児島市平川動物園
C5058 波に千鳥 K−7門デフ、後に79668を経て59647に移設 デフのみ小倉工場
さよなら運転の装飾など
C623 北海道に矢 復活運転時ヘッドマークデザインにも使用。
マークの初出は'73年2月4日(?)。ニセコなどからの引退以降の延命嘆願運動中にちょうど「札幌雪まつり」の臨時列車牽引の運用があり、その際鉄道友の会北海道支部が'72年11月に国鉄に寄贈してあったこのマークを取付け。
苗穂工場
C1180 羽を拡げた鶴 津山線でのさよなら運転時、地元の鶴山城にちなんで取り付け 津山市南小学校
C1141 デカツバメ 倉吉線でのさよなら運転時に取り付け、後に志布志に移動
38634 シリンダー部に白ペンキのツバメ 若松区時代室木線サヨナラ列車時に書かれた。
38629 シリンダー部に金枠の小さなツバメ '51年吉塚区時代、門鉄局主催保守状態およし出来栄検討会の際取り付け。
88638 ドーム部に大きなツバメ '71年7月11日「さよならハチロク柳生号」牽引時
C5780 デフに矢を図案化したようなマーク '72年4月2日「岡山交通博号」(三原〜岡山)運転の際、装飾が付けられた。
山陰のちどり装飾
C56111 デフにちどりマーク 長野区移動後も取付金具のみ残る。保存後に金具も撤去の模様。 宝塚市雲雀丘学園
C56105・
107・108
110・155
デフにマークを外した跡? 108木次町町民体育館
110草加市氷川児童遊園
その他
B201 ドームに鐘・鳩マーク マーク付きで保存。最近の保存の様子は寅さんのサイト「とらやの写真箱」にUpされています。 岩見沢市万字線公園(旧朝日駅)
C51255 デフに3本の飾り帯 名古屋区お召し装備の名残
D51551
C555 門デフに○?

C56126号機のツバメマークについて「五条川鉄道写真館」吉野富雄様から掲示板にご教示がありました。

「貴サイトの「装飾機」にありますC56126号機のデフレクタにあった「つばめマーク」について、このマークを取り付けた当事者による記事を見つけました。
 この記事によれば、地元のファングループが蒸機引退を目前にして「何か画期的な企画は立てられないものだろうか」という思いを持ち、それが「スワローエンジェルを大糸線で」という計画へ発展したものだそうです。
 昭和47年1月7日にボール紙製の「つばめマーク」を携えて大町駅を訪問、だめでもともとのつもりで助役氏にお願いしたところ、即OKの返事が出たそうです。このマークは、機関士氏手伝ってもらって機関助士側(原文では機関士側となっていますが、写真では機関助士側にマークがあります)にセロテープで貼り付けたそうです。
 大町駅で記念撮影をしたあと、車で先回りして数カ所で撮影に成功したそうです。なお、このマークは途中の真那板トンネルで風圧によって吹き飛ばされてしまったとのこと。
 貴サイトでは「ファンのいたずら?」という記載がされていますが、この記事によれば一応関係者の許可は得ていたことになります。
 今回の書き込みに当たっては、阿部酉与氏監修『大糸線の80年』(郷土出版社刊)内の、島田信夫氏による記事「大糸線を〈燕〉が走った日」を参考にさせていただきました。
 「つばめマーク」をつけたC56126号機の写真は、『大糸線の80年』と『Rail Guy』1979年頃の大糸線特集号に掲載されていました。
 現在では、ファンが車輌へのマーク取り付けをお願いしても簡単には許可が下りないでしょうが、この記事を読むとまだのんびりしていた時代の情景が浮かぶようで、ほほえましいですね。」

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